4年に1度行われる世界最高のスポーツイベント「サッカーワールドカップ」ですが、ついに今年2022年の11月に開催されることとなります。

今回はカタールで行われますが、日本のサッカーファンが気になっているのは、「グループステージを突破できるのか?」といった疑問はもちろんですが、「誰がピッチに立つのか?」といったことではないでしょうか?

すでに日本の大きな武器として何度も活躍している右のウィングを務める伊東純也選手やボランチの遠藤航選手田中碧選手は怪我がない限りは確定であると言えますが、その他のメンバーは誰が先発で起用されるのかが分からない状況です。

この記事では、そんな「カタールワールドカップのピッチに先発で立つメンバー予想」について解説していきたいと思います。




カタールワールドカップ初戦のレギュラー確定メンバー

まずは11月23日(水)に行われる初戦のドイツ戦でほぼ間違いなく先発としてピッチに立つであろうメンバーを挙げてみましょう。

伊東純也選手(ランス)

日本代表では右のWGのポジションを務める伊東選手は、ワールドカップ最終予選で4ゴール2アシストと大活躍。

初戦を落とし暗雲が立ち込めたその雰囲気を晴らす活躍を見せ、日本代表のエースとまで言われる存在まで成長しました。

今季も移籍したランスですでに2ゴールを奪っていて、WGだけでなく2トップの一角としてプレーできることも証明しています。

遠藤渉選手(シュツットガルト)

辺りの激しいドイツブンデスリーガにおいて「デュエル王」と呼ばれている遠藤選手も、確実に先発でピッチに立つはずです。

むしろこの選手が先発でなければ、一気に日本代表の中盤の守備は軽いものとなってしまい、ドイツの猛攻にさらされることとなるでしょう。




田中碧選手(デュッセルドルフ)

ドイツ2部のデュッセルドルフで活躍する田中碧選手も先発でプレーする可能性が極めて高いと言えるでしょう。

ワールドカップ最終予選で一番力を付けた選手の1人で、一気に柴崎岳選手からレギュラーを奪いました。

冨安健洋選手(アーセナル)

日本のディフェンダー史上最もポテンシャルの高い選手である冨安選手も、間違いなくスタメンとしてピッチに立つでしょう。

ただし、怪我がちであるため、「万全のコンディションでワールドカップに望むことができれば」といった条件付きではあります。

好調アーセナルの確かな戦力として活躍しています。

カタールワールドカップ初戦のレギュラー当落線メンバー

それでは、次に「スタメンで出場できるか微妙な選手」を挙げていきましょう。

南野拓実選手(モナコ)

今季からフランスのモナコでプレーしている南野選手は、少し前までは日本のエースとしてレギュラー確実な選手でしたが、ここ半年ほどは雲行きが怪しくなってきています。

日本代表で慣れない左WGを任されていて、あまり結果が出せていない(シュートが0本の試合もある)ことから、「三苫選手をレギュラーにした方が良い」という意見がかなり多くなっているのです。

また、移籍したモナコでも現時点(2022年9月2日)であまり評価が高くないので、先発落ちもありえます。




三苫薫選手(ブライトン)

イングランドプレミアリーグのブライトンに所属する三苫薫選手もレギュラーの当落線上の選手です。

しかし、三苫選手の場合は悪い意味ではなく、良い意味で当落線上にいると言えるでしょう。

前述した通り、左WGはこれまで南野選手のレギュラーがほぼ確定していましたが、南野選手の不調と三苫選手の台頭によって「どちらが先発?」と悩むくらいの状況になってきているのです。

日本のサッカーファンからは、圧倒的に「三苫選手がスタメン」という声があります。

吉田麻也選手(シャルケ)

今季サンプドリアからシャルケに移籍した吉田選手は、キャプテンではあるもののかなりスタメン落ちの可能性が高くなってきています。

日本代表の親善試合で大きなミスを連発しましたし、移籍したシャルケでも大量失点の原因として指摘されるなど、その能力の衰えが指摘されてきています。

このプレーレベルが続くようならば、スタメン落ちも十分にありえると言えるでしょう。

板倉滉選手(ボルシアMG)

DFのポジションで一番勢いのある選手が板倉滉選手です。

昨季はドイツ2部のシャルケで1部昇格に大きく貢献し、日本代表においても冨安選手の怪我で空いたCBのポジションを獲得し、見事なプレーを連発しています。

身体能力も高くビルドアップも上手い(そしてミスが少ない)ので、冨安選手が復帰しても吉田選手の代わりにCBのポジションで出場する可能性があると言えるでしょう。




久保建英選手(レアルソシエダ)

少し前までは「代表に選ばれるかどうかも微妙」といった評価を受けていた日本の至宝ですが、今季から移籍したレアルソシエダでは開幕戦でゴールを奪い、その後もレギュラーとして出場するなど活躍を続けています。

ラ・リーガの上位クラブでレギュラーを確保しているため、日本代表のメンバーに入るどころか、一気にスタメン候補の1人となったのです。

レアルソシエダでは2トップの一角としてプレーしており、「伊東純也選手との2トップもありでは?」といった意見も出てきています。

まとめ

今回は、「カタールワールドカップのピッチに先発で立つメンバー予想」について解説してきました。

ここで挙げたレギュラー確定メンバーは、怪我さえなければ間違いなくカタールワールドカップ初戦のドイツ戦のスタメンとして名を連ねるはずです。

そして、当落線上のメンバーは、今後1~2ヶ月のクラブでの結果次第で大きく序列が変わるはずです。

一体誰が本番のピッチに立つこととなるのでしょうか?

各選手の今後の活躍に注目しましょう。