現代人の多くは肥満体型に陥っています。

肥満度が把握できるBMI(Body Mass Index)という指数がありますが、肥満者と言われるラインである「25」を超える男性は約29%で、女性は約21%とかなり多くなっています。

食生活も乱れやすくストレスも溜めやすい現代では、適正体重を保つことはかなり難しいことであると言えます。

しかし、ダイエットに有酸素運動を取り入れたり、筋トレなどの無酸素運動を取り入れたりする人も多いかと思いますが、「どちらが効果的なのか?」という疑問に感じる人もいるでしょう。



この記事では、そんなダイエットするなら無酸素運動と有酸素運動のどちらが効果的なのか?という疑問について解説していきたいと思います。







無酸素運動がダイエットに効果的な理由

筋トレなどの無酸素運動は、近年ダイエット効果が高いと認知されるようになり、ダイエットに取り入れる人が増えてきています。

それまではジョギングやランニングといった有酸素運動がダイエットにとって一番効果的で、筋トレは筋肉量を増やしてしまうので逆に体重が増えると考えられていました。

しかし、過度な筋トレではなく全身をバランス良く鍛える筋トレであれば、筋肉量を維持しながら贅肉を落としていく(体重を落とせる)ということが分かってきたのです。




筋トレを習慣化すると基礎代謝量が上がる

一定以上の筋肉量があると、基礎代謝量を高くすることが可能となります。

基礎代謝量とは、日常生活で自然に代謝されるエネルギー量のことです。

この基礎代謝量が高ければ、自然とエネルギーを消費量が高まるので、脂肪が付きにくくなります。

また、食事量をコントロールすることによって脂肪を燃焼させることもできるようになります。

要するに、「痩せやすく太りにくい体」をキープし続けることができるというわけです。


それゆえに、短期間で大きく痩せることはできないものの、長期間にわたって少しずつ脂肪を減らし体重を落としていくことができるのです。

現時点で基礎代謝量が低いとしても、筋トレを習慣化して一定以上の筋肉量を付けることができれば、誰でもダイエットを成功させることができるのです。(食事管理は必須)




有酸素運動がダイエットに効果的な理由

ジョギングやランニングといった有酸素運動は、ダイエットをする上でファーストチョイスとなる方法の1つです。

有酸素運動を行うことで脂肪と糖をエネルギーに変えることができるので、非常にダイエット効果が高いのです。

特に効果が高まると言われているのが、20分以上有酸素運動を続けた場合です。


「20分も動き続けるのは無理だよ」と諦めてしまう人もいますが、走る強度自体は低くても良い(遅くても良い)ので、意外と20分以上動き続けることもできたりします。


ジョギングやランニングの他にも、エアロバイクやサイクリング、水泳なども有酸素運動となります。








短期間で落としたいなら有酸素運動、ゆっくりと落としていきたいなら無酸素運動がおすすめ

結論から言えば、無酸素運動と有酸素運動のどちらもダイエットに非常に効果的なので、優劣は付けられないと言えます。


というよりも、痩せる仕組みが違うため比較できないというのが正直なところです。


「1ヶ月以内に○キロ痩せたい」というのであれば有酸素運動がおすすめですし、じっくりと確実に痩せやすく太りにくい体を作りたいならば無酸素運動がおすすめです。


理想的は無酸素と有酸素の両方を行うこと

ここまで無酸素運動と有酸素運動それぞれのダイエットに効果的な理由を挙げてきましたが、一番理想的なのは両方を行うことです。


もちろん、過度にカロリーを摂らないことや、バランスの良い栄養を摂取するということは全体となりますが、無酸素運動と有酸素運動の双方を取り入れれば非常に高いダイエット効果を得ることができるはずです。

「でも1日に両方行うのはさすがにしんどい」

そう思う人もいることでしょう。

確かに、現代人はただでさえ忙しく過ごしているので、毎日無酸素運動と有酸素運動のどちらも行うのは難しいかもしれません。

しかし、実は毎日でなくても最高の効果を得ることができます。

なぜならば、筋トレなど無酸素運動で筋繊維がダメージを負ったら、24時間~48時間は休ませる必要があるからです。

例えば月曜日に筋トレを行ったら、24時間~48時間空けてからまた筋トレを行います。


その間に筋肉に負荷の少ない有酸素運動を行えば、筋繊維の回復を妨げることなくさらなるダイエット効果を得ることができるわけです。

すなわち、筋トレ系とランニング系は同日に行わなくてもOKということになります。

これならば忙しい現代人でも継続していくことができますよね。

まとめ

今回は、「ダイエットするなら無酸素運動と有酸素運動のどちらが効果的なのか?」という疑問について解説してきました。

・無酸素運動は即効性は低いが長期的に見て痩せやすく太りにくい体を作りやすい

・有酸素運動は脂肪燃焼効果が高いので短期間で痩せやすいが基礎代謝は上がらない

このように、双方とも痩せる効果が期待できますが、どちらが効果的なのかは比較できないと言えます。

最も理想的な方法は無酸素運動と有酸素運動の両方をダイエットに取り入れることです。

ぜひ摂取カロリーのコントロールもしながら、無酸素運動と有酸素運動の両方を習慣化させていきましょう。