近年、アニメ映画の大ヒットが続いていますよね。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が517億円を超える大ヒットを記録しましたし、『劇場版 呪術廻戦 0』も137億円の大ヒット。
そして現在公開中の『ONE PIECE FILM RED』も公開23日間で114億円を超えるなど、アニメ映画の大ヒットが連発となっています。
そんなワンピースの終幕した後の12月3日、週刊少年ジャンプで1990年~1996年に連載され大ヒットとなった『SLAM DANK』のアニメ映画『THE FIRST SLAM DANK』が公開予定となっているのです。
この記事では、
そんなワンピース「FILM RED」の大ヒットに続く『THE FIRST SLAM DANK』への期待について解説していきたいと思います。
いまだに根強いファンが多いスラムダンクの映画化
現在の40歳以上の漫画好きにとってスラムダンクは、「特別な作品」という感覚を持っている人はかなり多いはずです。
20代、30代の人でも、過去の名作であるこの作品を読んで感動した人は数多く存在するでしょう。
シリーズ累計1億2000万部を超える大ヒット漫画であるこの作品は、連載中に影響を受けてバスケットを始める学生が急増したほどに大きな影響を与えたのです。
現在Bリーグに所属しているプロ選手たちのほとんどが、このスラムダンクに影響を受けているはずです。
そんなスラムダンクが、なんと25年以上の時を経て映画化されると発表されたわけですから、大きな話題となるのも当然と言えます。
冒頭で挙げた通り、ワンピースの『FILM RED』の大ヒットの後という流れ的にもアニメ映画に対する注目がかなり高まっているタイミングなので、想像以上に大ヒットする可能性もあるのです。
さすがに何度も映画を観に行く10代、20代世代が観客の中心ではなく、30代以上のスラムダンクファンが中心となるので、100億円を超えるような大ヒットにはならないとは思いますが、50億円以上の大ヒットも十分にありえるでしょう。
スラムダンクはどんな物語なの?
原作を読んだことがある人であれば物語の内容は理解しているかと思いますが、1996年に連載が終了しているので、内容を知らない人もかなり多いことでしょう。
舞台は神奈川県立湘北高校で、主人公の不良少年桜木花道は、校内で赤木春子という女子生徒に声を掛けられます。
「バスケットボールはお好きですか?」
そのあまりの可愛さに一目惚れした花道は、「はい、好きです。」と?をつき、晴子を目当てにバスケ部に入部するのです。
190㎝近い身長と圧倒的な身体能力を持つ花道だが、バスケは素人でルールもわからない。
晴子が同学年のスーパールーキー流川楓にメロメロなため、勝手に流川をライバル視していく。
徐々に上達しながら湘北高校になくてはならないプレイヤーとなっていく花道。
そして晴子の兄でありバスケ部のキャプテンである赤木剛憲や副キャプテンの小暮、入院から戻ってきたポイントガードの宮城リョータ、そして元バスケ部で不良の三井寿などを加え全国大会優勝を目指していくのです。
なぜスラムダンクは長年人気を維持しているのか?
スラムダンクが25年以上の時を経て映画化するのは、「作品としてのレベルが高い」ことが理由となっています。
2000年代、2020年代、そして2020年代の多くの漫画家に大きな影響を与えました。
さらに、スラムダンクは「名言が多い」ことでも知られていて、それゆえに時が経った今でも色褪せないのでしょう。
特に、湘北高校の顧問を務める安西先生の「諦めたらそこで試合終了だよ」は、今なお多くの人々に勇気を与える言葉として語り継がれています。
注目はスラムダンクのどの試合を映画化するのか?
スラムダンクの映画化が発表されると、多くのファンの間で、「どの試合を映画化するの?」「それともオリジナルストーリー?」とその映画の内容が注目されました。
7月7日に東映アニメーション公式YouTubeチャンネルで公開された特報映像では判断ができませんでした。
桜木花道の髪型が坊主であることや、赤いユニフォームを着ていることから、最も人気の高い「山王戦」である可能性も高いのですが、オリジナルストーリーである可能性もあるので、現段階では何とも判断が付きません。
映画のタイトルに「THE FIRST」という文字が付いているので、「山王戦の前半では?」といった予想をしている人もいます。
「THE FIRST」ということは、「THE SECOND」がある可能性は高く、2度以上はこの名作を現代の映画で楽しめるはずです。
まとめ
今回は、ワンピース「FILM RED」の大ヒットに続く『THE FIRST SLAM DANK』への期待について解説してきました。
近年アニメ映画の大ヒットが続いているので、12月3日公開の『THE FIRST SLAM DANK』もかなり大きな話題になるはずです。
まだスラムダンクを読んだことがないという人は、ぜひ今のうちに読んでみてはいかがでしょうか?