様々なダイエット本がベストセラーになっていることから、世の中には痩せたいと思っている方が沢山いらっしゃることがわかります。
私もその一人ですが、皆さんと共通しているのが「簡単に痩せたい」というこの1点ですよね。
これから報告するスイカダイエットは、食べるだけで痩せることができる「超簡単ダイエット」です。
どのような理由からなのか、スイカの成分や、その成分が身体にもたらす効果など、調査したことを解説いたします。
では、スイカダイエット知恵袋スタートです。
スイカの成分や効果は?
あの、まん丸で重いスイカの90%が水です。
そうほとんどが水です。
その上、超低カロリーで100g=30Kカロリーしかありません。
まず、スイカの成分で豊富にあるのが「フラボノイド」で、「フラボノイド」の効果としては、2016年の研究で、「フラボノイド」を多く含む食品を、多く食することで、体重が減る傾向にあることが分かりました。
「フラボノイドが脂肪吸収の減少とエネルギー消費の増加などに関与している」
という、研究結果で「肥満の予防や肥満の悪影響リスクを低減する食事摂取基準の見直しに役立つ可能性がある」と報告書はまとめています。
更に、スイカに多く含まれている「アントシアニン」が、肥満遺伝子の動きを抑えてくれることが分かりました。
肥満遺伝子は、脂肪の蓄積を指示する遺伝子で、細胞内に脂肪を蓄積するように指示をしますが、その指示を抑制するのが、スイカに多く含まれる「アントシアニン」ですので、スイカを食することは、痩せるために効果的であると考えられます。
また、スイカを食べると、甘味により満腹感が得られることと、更に蓄積された脂肪を燃焼させる効果がある、「アルギニン」と呼ばれるアミノ酸も多く含まれますので、ダイエットのために、スイカを食べると、痩せる効果は間違いなくあると考えられます。
スイカのその他効果は
スイカを食べるメリットは、これだけではありません。
スイカを食べることで、血管もきれいにします。
それは、スイカに含まれるアミノ酸の一種である「シトルリン」が、血管内で一酸化窒素を作り出し、血管を拡張することにより血流を良くしていきますので、ダイエット以外でも、様々な生活習慣病の予防にもなります。
例えば、血流を良くすることで、体の隅々まで血液が流れ、冷え性の改善や各臓器の細胞修復再生などにも大きく貢献します。
それにより、不活性だった細胞がエネルギーを作り出し代謝を高め、脂肪燃焼や筋肉増加につながり、体重の軽減なるという好循環になっていきます。
更にスゴイスイカの成分
スイカには「リコピン」も多く含まれています。
「リコピン」は、βカロテンなどの仲間で、その抗酸化作用は、ビタミンEの100倍と言われています。
酸化の原因の「活性酸素」は、老化の原因にもなりますので、スイカを食べることは、「老化対策」にもなりますので、老若男女にオススメです。
また他にも、目の健康に重要な役割をするビタミンAや、食べたものをエネルギーに変換するために必要なビタミンB-1、皮膚や免疫系に必要なビタミンCなども含まれていますので、スイカは栄養満点な食べ物ですので、ダイエットだけの為ではなく、健康のためにもスイカを食べる価値は十分あります。
また、ダイエットで気になる「浮腫み(むくみ)」ですが、むくみの原因としては、塩分の摂りすぎなどが考えられますが、その塩分を排出する効果のある「カリウム」も多く含まれていますので、塩分排出と同時に水分(老廃物)の排出も促されますので、スリム効果も期待できます。
スイカをダイエット目的で調べていましたが、スイカの成分は私たちに健康に欠かせない成分が多く含まれていますので、ダイエット目的以外でもスイカをたくさん食べるべきであると結論しました。
とは言え、たくさんと言いましたが、スイカだけを食べるという事は、ダイエット以外の健康という面では、他の食事も摂りながらという事ですので、その点はお間違え無く頂きたいと思います。
まとめ
上記で登場した有効成分の、「フラボノイド」「アントシアニン」「アルギニン」「シルトニン」「リコピン」などを多く含む食品をご紹介します。
フラボノイドを多く含む食品
大豆・玉ネギ・リンゴ・緑茶・赤ワイン・ブルーベリー・ごま・紅茶・温州ミカン・レモン
アントシアニンを多く含む食品
ブルーベリー・葡萄・プレーン・紫イモ・赤玉ネギ・紫キャベツ・赤シソ
アルギニンを多く含む食品
大豆・マグロ・卵・ウナギ・ニンニク・和牛
シトルリンを多く含む食品
メロン・きゅうり・冬瓜・苦瓜
リコピンを多く含む食品
トマト・金時ニンジン・パパイヤ・マンゴ
スイカは栄養満点のスーパーフードですので、健康のためにもダイエットのためにも、スイカ大好き人間になろうと思います。